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わが国周辺海域における主要な水産資源について、資源の評価と管理に必要なデータを収集し、持続的な利用を科学的な見地から支えることを目的として、国が実施する資源調査に協力しています。
■調査船調査
大型調査船を用いて、年間を通して調査船調査を行っています。CTDなどによる海洋観測、プランクトンネットによる卵稚仔調査、カニかごやトロール網などを用いた調査、計量魚探による音響調査などの調査航海に乗船し、運航管理を担当するとともに各調査の結果概要をとりまとめています。 |
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■市場調査
マフグやハツメなどの一部の対象種については、新潟や島根などの地方卸売り市場で、漁船から水揚げされた漁獲物の一部を購入し、研究室で精密測定を行います。 |
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■漁獲物調査
新たに対象種となったアブラガレイ、マフグ、ハツメなどの魚種については、体長や体重を測定した後、生殖腺、胃内容物、耳石、肝臓等を取り分けて、性別、成熟度、食性、年齢などを調べて資源生物学的研究を行います。
これらの調査結果は、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシ、マアジ、マサバ、ゴマサバ、スケトウダラ、ズワイガニ、スルメイカの9魚種14系群の資源評価書に、新たに対象種となったアブラガレイ、マフグ、ハツメについては状況報告書に使用され、水産庁の資源管理に活用されています。 |
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アブラガレイの測定 |
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