公益財団法人海洋生物環境研究所 報告会 海洋環境・水産物の放射能の推移-事故後5年を経過して-

開催の趣旨   PDFパンフレット近年,火力発電所の新設や建替え,また洋上風力発電設備の新設など,沿岸海域の開発・利用が増加傾向にある中で,沿岸海域の環境保全はこれまで以上に重要となっています。
本シンポジウムでは,海生生物の「生死」や「分布」を主体とした従来の評価に加え,海域の環境保全における新たな視点として「行動」をキーワードに,これまでの海生研の成果がどのように活用できるのか,また今後どのような調査・研究が必要となるのかを考えていくとともに,沿岸海域の開発・利用と環境保全の両立の一助としたいと思います。
開催日時   平成29年8月31日(木) 13:00(開場 12:30)
開催場所   御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター2階 Hall West
 
プログラム
 
12:30   開場・受付開始
13:00   開会(司会進行:研究企画調査グループマネージャー 渡邉 剛幸)
 開会挨拶 公益財団法人海洋生物環境研究所理事長 香川 謙二
 趣旨説明 公益財団法人海洋生物環境研究所理事  藤井 誠二
13:20   基調講演
温度に対する魚類の行動反応の把握 海洋生物グループマネージャー 三浦 雅大
  温度と植食動物の行動   実証試験場長代理       渡邉 幸彦
  水中音と魚類の行動   海洋生物グループ総括研究員  島  隆夫
  行動解析手法の現状と可能性   海洋環境グループ主査研究員  長谷川一幸
  質疑応答    
15:00   休 憩 
15:20   特別講演
日本の豊かな魚食文化を支える海洋生態系の多様性を考える
  東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター長・教授 河村 知彦
16:20   休 憩
16:30   総合討論(座長:東京大学名誉教授 日野 明徳)
 テーマ:今後の海域環境保全に求められる新たな視点-生物行動に着目して-
17:30   閉会挨拶 公益財団法人海洋生物環境研究所理事 木下 泉 


申込方法   申込みフォームより、下記期間内にお申し込みください。
申込み者が多数の場合は、抽選とさせていただきます。
なお、当選者には後日メールにて参加証をお送りいたしますので、
当日、会場受付までご持参ください。   
申込期間   平成29年7月24日(月)~8月18日(金)19:00
参加申込フォーム

お問い合わせ   (公財)海洋生物環境研究所 事務局 研究企画調査グループ
TEL. 03-5225-1161/FAX. 03-5225-1160

海生研シンポジウム2017予稿集